退職金制度の現状
中小企業の退職金の現状を調査したものに東京都労働産業局の 「
中小企業の賃金・退職金事情」があります。ここでは、この資料を基に現状を知りましょう。
1 退職金制度の有無
退職金制度がある企業は、調査対象企業の83%。企業規模別にみると、10人〜49人で77%、50人〜99人で90%、
100人〜299人で94%となっています。退職金制度が中小企業においても広く行われていることがわかります。
2 退職金の支給金額
定年退職のモデル退職金は、1,049〜1,145万円で、退職時の基本給の24倍程度です。
このモデル退職金は、前回調査(平成16年)と比べ、低下してます。
3 退職金の算出方法
退職金の算出方法としては、「退職金算定基礎額×支給率」が60%と最も多く、退職金算定基礎額は、「退職時の基本給」や
「退職時の基本給×一定率」が多数です。勤務年数に応じた一定額を支払う「別テーブル方式」も17%あります。
4 退職金の支払準備形態
退職金の支払資金の準備としては、社内準備が40%、社内準備と社外準備の併用が40%です。